2000.07.05
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【開催報告】企業向け災害支援勉強会「効果的な緊急災害支援に向けて、企業ができる備えとは?」
6月27日(木)、アマゾンジャパン合同会社様のご協力のもと、企業による効果的な災害支援を考える勉強会を開催しました。
広島県に本拠地をおく空飛ぶ捜索医療団の企業向けイベントとしては、初めての都内での対面開催となりましたが、多くの皆さまに参加いただき、実り多い場となりました。
当日は、空飛ぶ捜索医療団と平時から連携し、令和6年能登半島地震支援の被災地でも実際に協働した三井化学株式会社・株式会社キッツ・エアーストレッチャー株式会社の3社よりご担当者様をお迎えし、各社の災害支援の取組みについて、発災直後の動きなどにも触れながら共有いただきました。
「空飛ぶ捜索医療団が発災直後から現地にいて、調整・受入れを担ってくれたことが大きかった」
「会社で『当たり前』と思っているビジネスパーソンの視点が、災害現場で役に立つ」
「一企業にできることには限界がある。日頃からの仲間づくりが大切」
といった実感のこもったメッセージに、皆さま熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
続いて、空飛ぶ捜索医療団からは、石川県珠洲市で現地責任者を務める橋本や、発災直後の物資倉庫で荷受け~配付を担当したスタッフが登壇、企業様の支援物資を受ける立場から、被災地支援特有の考慮すべきポイントなどをお伝えしました。
✓ニーズや状況が急速に移り変わる被災地への支援物資は「量よりもスピードを優先」
✓被災地の倉庫での荷捌きを発生させないよう、「1箱には1品目・1サイズで」その箱のまま配付できるように
などのポイントを現場の写真を交えてお伝えさせていただき、参加した皆さまからは、
「被災地での実体験を踏まえたお話が大変参考になった」
「部署として緊急時の対応を検討していくところだったので、非常に勉強になった」
「荷物が届いた後のことを知ることができて良かった」
等のご感想をいただきました。
空飛ぶ捜索医療団では、企業・団体との積極的な連携をつうじて、民間の力を最大活用した災害支援の実現を目指しています。
企業連携の専任担当者がお話させていただきますので、ご関心をお持ちの企業ご担当者様はぜひお気軽にご相談ください。
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